Lingo Voyage!

コメディアンヌの世界放浪記

グルメな友とのランチと「深夜特急」

 元職場の同僚とランチ。同い年で、5年間一緒に働いたので共通の話題も多い。ミュージカル、歌舞伎好きも共通点で色々情報を教えてもらった。同年代ということもあり、これからの人生の過ごし方などいろいろと話した。1つの結論が出た!それは「やれる時に思い切ってやろう!」
 彼女はグルメさんでおいしいお店もたくさん知っていて、今日も隠れ家的なフレンチレストランに連れて行ったもらった。なんと、一日1組限定!他の候補も挙げてくれたのだが、「1組限定」と聞いて即座に「そこにしよ!」と合意。外国人観光客が気に入るお店を開発中なので、よいパートナー見つけた感じ!また、来年になったら、別のところに連れて行ってくれるということで楽しみ。
 話を戻すが、「やれる時に思い切ってやっておこう!」なのだが、私は、沢木耕太郎の「深夜特急」シリーズが好きで全巻読んだが、彼の作品で「バックパッカーやるなら26歳前に」(すみません、映画だったかも?こうゆう表現じゃないかも?)というのを知って妙に納得した。というのも、自分の初海外旅行(19歳)は、シンガポール・マレーシアで父親の仕事関係の人たちと行ったのだがその衝撃・感動はすさまじく帰りの飛行機の中で窓から夜のライトに照らされている小さな島を見ながら何とも言えない気持ち(悲しいのか?嬉しいのか?寂しいのか?はたまた、感動か?)言葉で説明できない気持ちで涙が出てきた。それくらい若いうちは感受性が高く、旅は人生を変えるくらいの衝撃があるのだ!
 あれから海外に何度も行ったがあの衝撃を超えるものはない。よく、体が動くうちにとかシニアは言うけど、後回しにすればするほど感受性が鈍ると思う(少なくとも私は)。反対の意見もある、歴史や文化など知識があり、人生経験を踏んでからの旅もいいと。ああ、深夜特急の映画版の主題歌「積み荷のない船」(井上陽水)が無性に聞きたくなってきた。