Lingo Voyage!

コメディアンヌの世界放浪記

ロバート・ハインデル展

 12月に入ってから、通算で9日間大阪に滞在していました。スルーガイド研修と落語大会参加のため。なので、最低でも週一回参加していたバレエに今日は久々に行ってまいりました。考えられないところで変なミスをしてしまい、先生から「きさらぎさーん(ちなみに、きさらぎというのは芸名で本名で呼ばれましたが)もう初級じゃないんだからそんなミス駄目よ!」と言われてしまいました。
 学生の部活だと「1日休むと取り戻すのに3日かかる。」などと言われますが、感覚戻るまでに何日かかるのだろうとちょっと落ち込みました。素敵な先生でさっぱりしていて、しっかり指導してくださりますのでずーとお世話になっていますが、そのA先生が、今日は授業の初めに「ロバート・ハインデル展」について紹介してくださり、バレエ教室からも近いので練習が終わってから行きました。
 もともとは、イラストレーターだったハインデル氏。ある日、マーゴ・フォンティーヌとヌレエフのバレエを見て、バレエダンサーを描く道を選びました。(わかる気がする!私もライブで見たら人生観変わっていたかも!)それも、舞台でのダンサーではなく、練習やリハーサル中のダンサーを。作品を見ましたが、本当に躍動感にあふれ踊っているようでした。色合いもおしゃれでハイセンス。吉田都さんや草刈民代さんの絵もありましたよ!
 A先生が所属していたモンテカルロのダンサーも描かれていました。上質な時間というのはこうゆうことを言うのでしょうね。ハインデル展を出ると常設でしょうか色々絵が展示してありましたが、若い男の子が2人通りすがりに「これすごくない!」と言ってある風景画をじーと2人で眺めていました。演劇教育を学びましたが、あらためて芸術教育の大切さ、感性を磨く教育を怠ってはいけないと感じました。なんか最近の風潮だと実学だとか、理系重視だとかで、文学とか芸術とか軽視されてませんか?>

ロバートハインデル展