Lingo Voyage!

コメディアンヌの世界放浪記

明けまして、おめでとうございます。

 2024年の幕が明けました!1日から能登半島地震。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。また、被災され方ができるだけ早く日常に戻れますように願っています。2日にもJALの事故が起こり、「明けまして…」と書くもの憚られましたが、暗い気持ちでなくやはり明るく新年は迎えたいですね。

 1日の地震ですが、私は家族と大須演芸場で寄席を見ておりました。幸福師匠とすずめさん(名妓連)がお目当てでした。落語の途中で、「緊急警報」が鳴り、かなり長い間、横揺れしていました。「ついに来たか、東海大地震か!揺れが大きくなったらどうしよう」、落語もすぐ切りあがり場内放送が「落ち着いてください…」のアナウンス。揺れが収まらず、高座の上のライトが激しく揺れているのがわかる。女の人が「キャー」と言ったので場内パニックにならないか心配だった。その時だった!ジャージ姿のおぼん師匠が笑顔で「皆さん、大丈夫ですよ~!」。恐怖心がいっぺんに吹き飛んだ。みんな「えー、あはは!」と手を叩いで喜んだ!芸人さんはすごい!顔出すだけで場の雰囲気がいっきに変わった。みんな落ち着ついて平常心に戻っていくのが感じられた。おぼん、こぼん師匠の漫才がトリだったけどものすごく笑った、腹の底から笑った久さしぶりだった。
 2日に羽田空港JAL海上保安庁の航空機の事故のニュースが入ってきた。最初聞いたとき「そんなことあり得るのか!そうだったら、もう飛行機乗るの怖い!」と慄いた。「空港の滑走路での事故でしょ、管制塔が普通だったら指示してるはずだし、何があったの!?」色々な考えが頭を巡った。5人の方が亡くなった。ご冥福を祈ります。ただ安堵したのはJALの乗客・乗員のみなさんが全員無事だったということ。TVで衝突の様子を見たが、私は大惨事になったと思った。どうやって300人以上の人が無事に脱出したのだろう。色々と詳細がわかってくると思う、しっかり原因究明をしてこの様な事故が起こらないようにしてほしいものだ。新年から、いろいろなニュースが入ってきたが、今年もよい年にしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。